仕事

プレゼンテーションスキルを高める【 伝わる話し方 】たった2つの法則

2020年3月27日

 

突然ですが、

 

伝え方が上手くなりたいと思ったことはありませんか?

 

上司への相談

患者さんへの説明

学会での発表

 

などの場面で

 

誰もが一度は思ったことがあると思います。

 

私もそうでした。

 

特に放射線技師は学会や勉強会が比較的多い職種です。シーズンになると毎週のように出張する人も少なくありません。

 

さらに放射線安全教育や新人オリエンテーションなど、病院内でも人前で話す機会は多いです。

 

デザてく
実は放射線技師にとって、「プレゼンテーションスキル」はレントゲンを撮ったりCTやMRI装置を扱うのと同じくらい重要なスキルです

 

これまでたくさんの勉強会や学会に参加して、数多くのプレゼンを聞いてきましたが

 

話やプレゼンが上手な人たちには、伝え方にある共通点があるということがわかりました。

 

私自身もその伝え方を意識し習慣化したことで、話の要点を端的に伝えることができるようになり、

 

周囲からも「デザてくさんの話は要点がわかりやすい」「スライドがとってもみやすい」と褒められるようになりました。

 

これまでに

参加者400人規模の講演会で話をしたとき、講演会後のアンケート結果が99%が満足で他の有名な講師の先生方を差し置いてトップ

放射線関連で世界最大の国際学会にて、優秀な内容の上位数%にしか与えられない賞を受賞

 

しています。

 

デザてく
「伝え方のスキル」を高めることで、話し方はもちろん、スライドなどの自分の考えを視覚化して表現する場合にもプラスの効果があります

 

 

ではプレゼン力が高い人たちの共通点は一体何かと言いますと

 

それは、

 

プレゼン力が高い人たちの共通点

  • 相手に「何だろう?」と思わせる
  • 話は最初に結論から述べる

 

という事です。

 

単純そうですが、実は単純です。笑

 

明日からでも実践していくことが可能です。

 

私も初めの頃は、先輩への報告時にこの伝え方を意識しました。

 

 

相手に「何だろう?」と思わせる

所要時間を伝える

相手に話を聞いてもらうためには、まずはしっかり聞かせたいと思わせなければなりません。

 

例えば先輩に大事な相談があるときは、相手に「集中して聞かなきゃ」と思わせる必要があります。

 

使える言葉は「〇〇さん、1分だけ時間よろしいですか?」とかです。

あらかじめ1分しかないと宣言すれば自分も要点を伝えなければならないのでしっかりと頭を働かせて喋りますし、聞かれた方もその短い時間だけなら集中して聞こうという意識が芽生えます。

 

話の内容を伝える

加えて大事なのは、その話が「相談」なのか「報告」なのかです。

 

そのどちらかによって聞き手の真剣さが変わってきます。

 

そこを伝えていないと、何分もかけてすべて話終わった最後に

 

自分:「〜ということなんですけど、どうしたらいいですかね?」と質問したら、

先輩:「えっ?相談だったの?ただの報告かと思って聞いてたよ。しっかり聴きたいからもう一回最初から聞かせて?」

 

なんてことになりかねません。

 

話の初めには「相談」なのか「報告」なのかをはっきり伝えましょう。

 

デザてく
「〇〇先輩1分だけいいですか?ご相談があります」

 

この聴き方だけで相手の注意を一気にこちらへ向けることができます。

 

プレゼンをするときも同様です。最初にインパクトを与えれば良いのです。

 

話は最初に結論から述べる

話の伝え方についてです。

 

プレゼン時に非常に役立つ伝え方を紹介します。

 

それは「ホールーパート法」という伝え方です。

 

「ホールパート法」

この手法はアップル創業者のスティーブジョブスが新製品のプレゼンテーションで好んで使っていたことでも有名です。

 

この伝え方を簡潔に説明しますと、

step
1
最初に「話の結論」「ポイント」を述べる

step
2
「各論」を説明する

step
3
最後に各論を「総括」し、再度「結論」を述べてまとめる

という伝え方です。

 

今回のブログを例にすると、

 

step
1
最初に「話の結論」「ポイント」を述べる

プレゼン力を上げるには2つの法則を実践することです。

まず一つは聞き手に「何だろう?」と思わせることと、そしてもう一つは「結論から述べること」です。

 

step
2
「各論」を説明する

一つ目の、聞き手に「何だろう?」と思わせること、とは・・・です。

そしてもう一つの「結論から述べること」とは・・・です。

 

step
3
最後に各論を「総括」し、再度「結論」を述べてまとめる

聞き手に興味を持たせて話に引き込み、結論を述べてから要点を端的に説明する。

これら二つの習慣を身につけることで、あなたのプレゼン力は大きく成長するでしょう。

 

という流れになります。

学会発表や講演でもこの伝え方をするプレゼンは引き込まれることが多いです。

 

ちなみにジョブスはどんなに伝えたいことがあっても、そのポイントをいつも3つまでに絞っていました。

 

少なすぎても相手に共感を得ることが難しく、多すぎても逆に頭に残りづらいからです。

 

 

ホールパート法を意識するとプレゼン力が上がります。

頭の中で整理して結論と要点を端的に話すことができる人は、スライド構成やデザインの重要性もわかってきます

 

デザてく
実際に私も伝えるコツを掴んだことで「どうやったらわかりやすく伝えることができるか」ということを深く考えるようになり、プレゼンの構成を考えることが以前よりも楽しくなりました。

 

まとめ

学会発表に参加して発表を聞いていても、やっていることはすごそうだけど分かりにくいなぁと思うことがよくあります。

 

発表や講演こそ、伝え方を意識することが重要です。

 

極端に言ってしまえば、

 

ごく当たり前なことでも、魅力的なプレゼンによって聴き手を感動させることができ

逆にどんなにすごいことでも、伝え方が下手だと聴き手は興味をなくし「イマイチだったな」

 

となってしまうわけです。

 

相手に興味を持ってもらい、理解しやすい伝え方を心がけることが重要です。

 

以上、プレゼンスキルが高くなる二つの法則でした。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

上手なプレゼンテーションのテクニックについては、こちらの記事も参考にどうぞ。

【 初心者 】学会発表で役立つ!上手なプレゼンテーションのコツ

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デザてく

デザてく

都内で働く自由気ままな診療放射線技師

30歳を機に超絶ブラック病院から転職
現在は毎年の学術発表義務を除けば
ホワイトな病院で楽しく勤務しています
研究活動は国際学会でAward受賞歴あり

資格試験対策や趣味について発信します
ご要望やご質問があればお問い合わせ
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