どうもデザてくです。
学会や勉強会で人前に立って話すことが苦手だなぁ…
と思う人は多いと思います。
この記事はどうしたら発表がうまくいくのか?という疑問にお答えします。
私の経歴をご紹介させていただきますと、
放射線技師として毎年3〜5つの発表を行ない
数百人規模の聴衆の前で講演を行い、99%が内容に「満足した」との評価をいただいたり、
世界最大規模の国際学会で賞を獲得したこともあります。
そんな私ですが学会発表をし始めた頃は全然うまく行きませんでした。
そもそも基本的に人は他人の話を聴かない生き物です。
人の心に残るプレゼンテーションを行うにはいくつかのコツがあります。
私自身このコツを実践してから、同僚からも「デザてくのプレゼンはわかりやすいよね」とよく言われるようになりました。
これから,
私が実践した「人の心に残るプレゼンテーションのコツ」についてご紹介して行きます。
タップできる目次
最初の2分間の重要性
聴き手は最初の2分間で、その話が自分にとって有用なのかどうかを判断します。
最初の2分間のプレゼンがつまらなければ、聴き手は聴く気を持ってくれません。
言い換えれば最初の2分間だけでも聴き手の心を掴めば、最後までしっかり聴いてくれる確率が上がります。
そのためには、
ポイント
聴き手を惹きつけるイントロダクションを用意しましょう
最初の2分間が全てだとの気持ちで、全身でプレゼンしましょう
聴き手に全体像をイメージさせる
行き先のわからないプレゼンは聴き手を不安にします。
「目的地」と「ルート」を示しましょう。
ポイント
プレゼンの目的:大見出し(このスライドは要は〜という事です。)
プレゼンのステップ:小見出し(始めに〇〇、次に〇〇)
スライドに今どのくらいの位置なのかを視覚的に示しても、視聴者は安心します。
うまく伝えるテクニック
視線の配り方
○ Look at
聴き手に目を向ける。1人ひとりではなくても良いので四隅の人には目を向ける
× See
聴き手を全体として眺めるのではない
声の使い方
声のポイント
ゆっくりと大きい声で ➡️ 分かりやすさ
抑揚をつける ➡️ 集中力が増す
大事なことは低い声で ➡️ 安心感、信頼感
大事なことは繰り返す ➡️ 印象付く
大事なことの前に間を空ける ➡️ 引き込む
この声に関するポイントが一朝一夕には行かないポイントです。
緊張すると最初は気が回らずうまくできないと思いますが、無理だと諦めないで何度も練習あるのみです。
全身の使い方
頭や手は動いているか
視線は固定されていないか
顔・視線・立ち位置は聴き手の方を向いているか
カカシのように突っ立ていると説得力がなく、眠たくなります。
プレゼンテーションが上手な人たち(TEDやジョブス)は体を使ってプレゼンしています。
是非参考にしてみてください。
終わり良ければ全て良し。最後の締めで印象が決まる
キーメッセージを用意しておく
長い文章ではなく、たった一言の記憶に残るオリジナルなセリフを考えておきましょう。最後が締まれば良いプレゼンだったと思われます。
インパクトの強いスライドを
講演会などである程度スライド構成に自由が効くのであれば、
締めに持ってくるスライドもインパクトの強いものを持ってきましょう。
最後にくる衝撃はプレゼン後も印象に強く残りやすいです。
そのスライドは途中で使ったスライドでも構いません。再び使うことでさらに印象付けることができます。
おわりに
以上が私が実践している、人の心に残るプレゼンテーションのコツです。
これらのコツは学会発表だけでなく、会議や報告においても役立つところが数多くあります。
繰り返し練習して伝え上手な人になりましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
上手な話し方についてはこちらの記事も参考にどうぞ。
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