どうもデザてくです。
この記事は、当時ダーツ歴6ヶ月の私がPERFECTプロテストに一発合格した際に感じた、テスト当日の雰囲気について出来るだけ詳しく紹介させていただきます。
これからプロテストを受ける方々に、この記事の内容が少しでも参考になってテストを受けるときに力が発揮できてもらえれば幸いです。
筆記試験
試験当日、朝一の新幹線に乗って受付開始時刻の20分前に筆記試験会場に到着しました。
受付開始時刻より前に会場に到着しても、部屋は施錠されていて入室できなかったので、ギリギリまで近くのカフェで時間を潰しても良さそうだなと思ったのを覚えています。
会場前の廊下では、先に到着している他の受験生たちが立ったまま競技議定を開いて勉強していました。
以下筆記試験について箇条書きします。
会場入室からの流れ
- 当日の受験者は約60名くらいいて、会場はやや広めの会議室
- 席の場所は自由、空いているところは好きに座ることができます
- 試験開始時刻になるとPERFECT永田理事長から、筆記試験の説明とプロになることへの心構えのお話があります。この機会でなければ聞くことのできない非常にためになる内容でした
- 持ち物は、必ず鉛筆と消しゴムを忘れないように
- 筆記試験は90分間で、60分経った時点で退出可能。
90分あれば何度も見直しできるくらい十分な時間があると感じました
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実技試験
注意して欲しいのはプロテストの実技試験は申込順番で行われるので、最初に申込した人は試験の順番も1番目になります。
ちなみに私が受験した会場は男性4名、女性1名ずつで試験が行われましたので、
順番が3番目だった私は一番最初のグループでの実技試験でした。
実技試験会場は、参加人数の関係上テスト開始日の直前で変更される場合もあるのでPERFECTホームページはこまめにチェックしておいてください。
2020年現在 ラウンドごとの点数読み上げはなくなっています。
会場に到着し中に入ると営業時間外なのでガランとした印象でしたが、
店員さんが「受験の方ですね。こちらへどうぞ」と声をかけてくれました。
初めての場所で緊張して力が発揮できないのは勿体無いので、県外から受験する人も多いとは思いますが、
出来れば下見して、事前にお店の雰囲気、スローラインから見える景色、照明の加減など会場を知っておくことをお勧めします。
私は会場の下見ができなかったので、会場のホームページから店内の写真をダウンロードし、何度もそれを見て実際に自分が試験に臨む姿を想像しました。
さらに私はどのダーツマシンでテストされても良いように、会場に一番乗りして他の受験者が到着する前に、
一通りのマシンで投げて感覚を慣らせていきました。笑
本番前の練習
しばらくすると他の受験者も会場に到着し始め、1台のマシンを4,5人で使っていきます。
テストは他人との勝負ではないのに、周りがバンバンT20に入れてるのを見ると、ついつい焦ってしまいますよね( ̄▽ ̄;)
次第に指先の感覚がなくなり、冷や汗をかき自分のダーツのスローってどうだったっけ?と悩みだしフォームはぐちゃぐちゃになっていましまって、、、「これは本格的にやばい...」となりました、
テスト開始まで10分前となった時、このまま投げても悪くなる感じがしたので、思い切って練習を止めました。
そこで自分が大事にした事は、二つのポイントだけでした。
- 「すっぽ抜けないようにグリップを意識する」
- 「下半身の重心を内側に安定させる」
ポイントが多くても本番では思い出せないと考えたので、
基礎的に自分が大事にしている事だけに絞ってスローラインに立とうと考えました。
永田理事長からのお話
実技試験開始時刻になると、永田理事長から試験の説明と会場内での注意点についてのお話があります。
会場では皆真剣にテストを受けているので、この会場内にいる時は一切の無駄な私語を慎むようにしてください。テストが終わって安心しても周りにはまだテストを控えて緊張している人がいるので、最後まで周囲に配慮してください。マナーと違反は表裏一体です。
という言葉が印象的でした。
試験本番
とうとう試験が始まりすぐに自分の名前が呼ばれ壇上に上がりました。
PERFECTプロテストの実技試験は一般公開性されるので、壇上からは数十名のギャラリー(試験管や受験者)を見渡せます。
私は仕事柄、学会や講演会で数百名規模の人たちの前で話をする機会が何度もありましたが、その経験があっても実技試験の雰囲気は正直かなり緊張しました。
1レグ目
- 一投目はS20を狙ってS1に刺さりましたが、プロテストの1レグ目は練習だと思って考えすぎずに慣れるためと思う事が重要だと割り切っていました
- 結局80点残しで上がれませんでしたが、あまり気にはなりませんでした
2レグ目
- 6R終了時までに平均70点削って残りは85点
- 7Rは一投目はT15を狙ってS10、二投目はT17を狙ってS2、三投目はT19を狙ってS19とことごとく外れて残りは54点
- 8Rは一投目S14に入れて残り40点にしてテンパイ。二投目でD20を狙ってS20、最後の一投でD10に入れ24ダーツでフィニッシュ
実技試験合格のため効率を重視した練習と個人的に定義した重要ナンバーが見事ハマり、
想定していた通りのダーツができ戦略は間違っていなかったと思いました。
詳しくは、【PERFECTプロテスト攻略】ダーツ歴6ヶ月のBフラがプロテストに一発合格した理由をご覧ください。
試験管の方々は、事前に想像していたよりもずっと優しい印象を受けました。
挨拶すればしっかり返してくれますし、見事上がれたときには笑顔でコソッと「おめでとう」と言ってくれました。
最後に
プロテスト当日、私は練習の時点でダーツの調子が良くありませんでしたが、
落ち着いて気持ちをリセットしたことで、日頃の練習の以上でも以下でもない力を出すことができました。
この記事の内容が少しでも参考になって、皆さんがプロテストで力が発揮できてもらえれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。